おススメ本リスト

(※2018年5月作成)
「どんな本読んだらいいんですか?」という問いに対する、個人的な答え。

【消費者行動系】
ダン・アリエリー(2012)『予想通りに不合理』早川書房<安価な文庫版あり>
チャルディーニ(2014)『影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか』誠信書房(第三版のほうが、というかなるべく新しい版のほうがよい)
印南一路(2002)『すぐれた意思決定―判断と選択の心理学』中公文庫
青木幸弘(2012)『消費者行動論 -マーケティングとブランド構築への応用』,有斐閣 (教科書的だけど、知識全般を抑えておくにはオススメ。)

ゼミに入る人とかであれば、どちらかはぜひ、読んでいて欲しいかな。
もしくは「大学で消費者やマーケを学ぶ」なら、是非読んでいても欲しい。
買って持ってて絶対に損のない本です。前者は文庫になってて読みやすいし安いし。

【マーケ、戦略系】
キム&モボルニュ「ブルーオーシャン戦略」ダイヤモンド社(2015年に新版出版)
アル・ライズ&ジャック・トラウト「マーケティング22の法則」
テキストっぽいのだったら、
和田・恩蔵・三浦の「マーケティング戦略(第四版)」(有斐閣)かな。

【統計・分析系】

※2024年5月追加
→ゼミOBから教えてもらいましたが、いや、これはわかりやすい!統計初学者、入門者には強くおススメ。これ一冊目にしたかった!


高橋信&トレンドプロ「マンガでわかる統計学」オーム社
→萌え系の本だけど、おもろいし読みやすい。分析やりたい人は回帰分析編、因子分析編にぜひ進んでほしい。

ちょっと難しめでもきっちり学びたい、という人は↓とか。
栗原伸一(2011)「入門 統計学 −検定から多変量解析・実験計画法まで−」オーム社

「マネーボール」→セイバーメトリクスとか、野球・スポーツの分析には欠かせない一冊。
大村平「統計のはなし」→「はなし」シリーズはテッパン。
数学や数字が好きになりたい人は:エンツェンスベルガー「数の悪魔―算数・数学が楽しくなる12夜」がおススメ。小学校高学年か中学生くらいに聞かせるのにもいいかも。

【自己啓発系】
「夢をかなえるゾウ」
難しいめだけど超有名なのは「7つの習慣」。
「人を動かす」とかも名著のひとつでしょうか。

【個人的に…"弁当の日"系】
内田美智子&佐藤剛史「ここ」
安武信吾・千恵・はな「はなちゃんのみそ汁」

【広告・クリエイティブ系】
まずはヤングの「アイデアのつくり方」。薄すぎる本ですが、名著。
谷山 雅計「広告コピーってこう書くんだ!読本」(黄色本)も。続編もおススメ。

【その他】
内田樹の各著書(「街場のメディア論」とか)
大前研一の各著書(「日本の真実」とか。「企業参謀」とかもかな。)
クリス・アンダーソン(「FREE」、「MAKERS」、「ロングテール」の3冊は超大事です。特に太宰ゼミならロングテールは読んでてほしいかも。結構紹介するし。)

んなところでしょうか。
都度追加・更新していきます。


ついでに、知らない人も多いようなのですが、
福大図書館には、「購入申請」をすることができます。
図書館ホームページから「my library」です。
本も結構するので、ぜひ大学に買わせちゃってください。
過去、上限まで注文して止められた学生いましたね…


これ以外にもたくさんあります。優れた先生・真に面白い講義が少ないように、真に優れた・面白い本も少ないですが、ぜひ、良書に出会ってくれたらと思います。超名著でなくても、例えばamazonのレビューとかも参考に「ほにゃらら入門」という本を手にとってみるとか、その業界の専門誌(例えば広告業界には「宣伝会議」、販売促進には「販促会議」、小売業界には「チェーンストアエイジ」、ファッション・アパレルなら「月刊ファッション販売」など)が、だいたいあります。そうした尖った専門誌は、街の本屋には無いし、amazonなどでも品切れになっているときが多いです。ときどきふらっとジュンク堂に行くようにしてみて下さい。絶対、欲しい本に出会えると思います。ブルーバックスくらいは大学のうちに最低一冊くらいは読んでいてかもです。本を読む習慣は、大学の早いうち、遅くとも2年のうちから付けておくと、就活のとき、また就職してから、本当に超強力な武器になりますよ。

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